新技術紹介

補修補強技術 … TSP(Track Support Pile)工法

東日本旅客鉄道株式会社

技術の概要

TSP(Track Support Pile)工法は、コンクリート路盤を有するトンネル内の噴泥・路盤沈下対策用に開発した、コンクリート路盤下に杭頭部を拡径する小口径の場所打ち杭を構築し、荷重を支持する工法です。

技術の概要

適用箇所

コンクリート路盤を有し、噴泥や沈下が発生しているトンネル内等の箇所。特に、水抜きドレーン、CAモルタルこう上、路盤下注入、軌道整備等の従来工法では、沈下等の変状抑制が困難な箇所

特徴及び優位性

・設計
必要とされる杭長・杭施工ピッチを支持力式により、定量的に把握することができます。

・施工
1)トンネル内という狭隘箇所・3~4時間程度の夜間作業に間合いという、厳しい施工条件下において、場所打ち杭が施工可能になります。
2)ロッドを継ぎ足すことにより、杭長6m程度まで施工可能です。
3)必要により全断面を拡径した杭を構築することが可能です。
4)杭に列車荷重を伝達するための杭頭拡径部の掘削については、コンクリート・硬岩用拡径専用機、土砂・軟岩用掘削機(拡径機能付き)を使い分けることにより、硬岩・軟岩・土砂等、地山を問わず拡径作業を行うことができます。
5)杭頭拡径部は配筋できないため、あらかじめ使用材料をプレパック化しておき、水中不分離性鋼繊維補強コンクリートを現場で練って、直ちに打ち込みます。

施工実績

  • 東北新幹線 白坂トンネル噴泥対策(4756本)                
  • 東北新幹線 第1白石トンネル路盤沈下対策(342本)
  • 東北新幹線 大又トンネル(640本)
  • 山陽新幹線 周東トンネル(36本)