鉄道ACT研究会 鉄道建設改良技術の向上を目指して

技術の概要

地下水の高い地盤において揚水により地下水低下を図る工法です。本工法は、井戸先端に設置したエジェクターにジェット流体（水または空気）を送り込むことで、負圧を発生させ地下水の揚水を行うものです。井戸内の水中ポンプが不要であるため、従来のディープウェル工法よりも削孔径が小さくなり経済的です。また、ウェルポイント工法 で揚水できない深度での揚水が可能です。

特徴及び優位性

1. 経済性

   井戸内に水中ポンプを設置しないため、ディープウェル工法に比べて削孔径が小さくできます。
   ウェルポイント工法で揚水できない深度での揚水が可能です。

2. 使用性

   機器類が地上にあるため、メンテナンスが容易です。

揚水量と工事費を考慮した工法選定の目安

施工実績

1. 大崎駅構内住吉こ道橋新設工事 9本