自在ジョイント継手工法
大谷製鉄株式会社
-
技術の概要
自在ジョイント継手は、接続しようとする2本のねじ節鉄筋の両端に、専用のカプラーとナットをそれぞれ取付け、双方を嵌合してねじ節鉄筋を接続する機械式継手です。
専用カプラーおよびナットが別部品のため、接続しようとするねじ節鉄筋のねじ位相のずれを吸収することができます。そのため、従来の機械式継手のカプラーと比較して、施工がし易く、施工スピードが向上し、工期短縮に貢献することができます。
本機械式継手は、日本建築総合試験所でのA級継手としての性能証明(第21-18号)、土研センターでの鉄筋機械式継手特性評価試験におけるSA級としての性能証明(土研セ構継 第2205号)および土木学会でのSA級継手としての技術評価(第28号)を取得しています。図-施工手順の比較
従来の機械式継手
自在ジョイント継手
①片側のねじ節鉄筋にカプラーを嵌合させる。
①カプラーとナットそれぞれをねじ節鉄筋に嵌合させる。
②もう一方のねじ節鉄筋にカプラーを嵌合させる。このとき、ねじ節鉄筋のねじ山のピッチ合わせをする。
②カプラーとナットを嵌合する。ねじ節鉄筋のねじ山のピッチ合わせは不要。
③継手内部にグラウト材を注入する。
③継手内部にグラウト材を注入する。
表-従来の機械式継手と自在ジョイント継手の施工時間比較 単位[秒]
従来の機械式継手
自在ジョイント継手
① ② ③ 合計[秒] ① ② ③ 合計[秒] D19用 10 35 23 58 6 16 23 45 D32用 14 39 32 85 8 18 32 58 D51用 20 40 45 105 10 20 45 75 ※当社での施工試験における実績値であり、施工条件により異なります。
-
適用箇所
-
特徴及び優位性
カプラーとナットで構成され、それらを嵌合させることで鉄筋同士を接続する機械式継手です。
機械式継手の部分で、接続する鉄筋同士の位相のずれを吸収することができます。
従来の機械式継手と比較して施工性が良く、工期短縮とコスト削減が期待できます。
曲げ加工済の鉄筋同士の接続も可能です。
-
施工実績
鉄道橋梁工事
土木橋梁新設及び補修工事













