新技術紹介

材料 … ネジ式プレート定着型せん断補強鉄筋「プレートフック」

鹿島建設株式会社
東京鉄鋼株式会社

技術の概要

プレートフックは,せん断補強鉄筋および座屈防止鉄筋などに用いるために,鉄筋に取り付けた楔形プレートによりコンクリートに定着し,かつ主鉄筋を拘束して部材の靭性を確保する構造の鉄筋です。従来の半円形フックと同等かまたはそれ以上の性能を有しており,被拘束鉄筋組立て後に配置が可能なため,施工手順が簡潔で施工の合理化が可能であり,工期短縮が見込めます。

技術の概要

適用箇所

プレートフックの適用は,梁部材や壁・スラブ部材のせん断補強鉄筋および柱の中間帯鉄筋を対象としています。(ただし、変動作用の繰返しを受ける部材については別途検討が必要です。)

特徴及び優位性

ダクタイルおよび可鍛鋳鉄を用いており,力学的に合理的で経済的なプレート形状となっています。

プレートフックは、ねじふし鉄筋に螺合させグラウト(樹脂系または無機系)を充填して固定するため,品質安定性に優れています。

機械式定着であるため、必要に応じて現場での取り付けも可能です。

容易な配筋作業により施工性と安全性が向上し,工期の短縮によりコストが縮減されます。

コンクリートの充填性が向上するため,構造物の耐久性が向上します。

施工実績

工事名 適用構造物 部位 適用時期 適用計
中部横断自動車道常葉川下部他工事 道路 橋脚 2014. 3~ D16
下横瀬橋拡幅補強工事 道路 橋脚 2014. 3~ D19
常盤橋再開発計画のうち洞道新設工事(第1期工事) 換気口 2014. 7~ D13他
笹掘ダム23災河川助成工事 笠掘ダム嵩上工事 ダム   2016.4~ D13
27国補緊道3-1-1号橋梁 下部工船渡大洗 橋梁 橋脚 2016.5~ D16