新技術紹介

ホーム改良工 … 多機能連結式覆工板(ゴムマット不要)を活用した仮ホーム化急速施工法

東鉄工業株式会社
日綜産業株式会社
株式会社堀口工業所

技術の概要

従来、ホームの仮覆工は、木製覆工や角型鋼管とゴムマットを併用して行っていました。ゴムマットを併用した場合は、敷設手間が多く掛かったうえ、日常点検・補修が必要となっていました。そこで、覆工板には滑り止め・絶縁機能を付加して、ゴムマットを不要としました。また、軽量なため重機を必要とせず、縦使い・横使いが可能な機能、高さ調整機能、覆工板同士の連結が可能な連結機能などを付加した多機能連結式覆工板を開発しました。これらの機能が付加された多機能連結式覆工板により仮ホーム化することで、施工性とお客様の安全性の向上が図れる施工法です。

技術の概要

適用箇所

駅改良工事、バリアフリー工事,橋上駅舎化工事などの仮ホーム化

特徴及び優位性

・施工性
覆工板には滑り止め・絶縁機能によりゴムマットを不要とし、軽量化(2,500×500×50mm w=57kg/枚)を図ったことから、人力作業を可能としました。また、覆工板同士の連結(L=300・500mm)が可能な連結機能、床面側から横桁に固定が可能な機能、PC版敷設作業との連携を図って覆工作業の効率化を図りました。

・工程面
覆工板はゴムマットを不要としたことや、覆工は盛土式ホームから桁式ホームとなっても共通使用を可能としたことなどから、覆工作業の効率化(20%)が図れるため、工程短縮に繋がります。

・安全性
仮覆工の床面はCSR基準値(滑り抵抗値)を満足し、高さ調整機能を付加して段差解消を図ったことなどにより、ホーム上での安全性が向上しました。

・経済性
仮覆工は軽量なため人力作業を可能としたこと、作業の効率化を図ったことなどから工程短縮が可能となるため、全体工事費の縮減が可能です。

施工実績

  • ホーム柵設置工事:
    JR山手線 目黒・高田馬場・目白・田町・御徒町・有楽町・田端・上野・神田・品川・日暮里駅 
    JR京浜東北線 大井町・上野・鶴見駅
  • 仮ホーム化等工事:
    JR東日本等 小川町・指扇・塩崎・下野花岡・仁井田・鴻野山・新潟・石和温泉・西国分寺・大甕・片岡・板橋・日光・茨木・京都駅
    民鉄等…京急大師線港町・金沢八景駅、西鉄大牟田線塩塚駅、京阪村野駅、江ノ電鵠沼駅、朝日トンネル工事、近鉄鶴橋駅、千葉みなと駅、東武竹ノ塚駅、東急渋谷駅、鎌ヶ谷市庁舎仮通路、浦和駅前通路