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多機能覆工板を活用した仮ホーム化急速施工法

東日本旅客鉄道株式会社

東鉄工業株式会社

日綜産業株式会社

株式会社堀口工業所

  • 技術の概要


    従来の鋼製覆工板のホーム先端部配列は、下図のように500 幅3 枚で仮覆工し、仮点字シートを2 枚目と3 枚目を跨いでラインテープ等で貼り付けていました。そのため、毎日行う作業時の仮点字シート撤去・復旧作業に多くの労力を要していました。今回、鋼製覆工板の配列を500幅(CP ライン付)、300幅(新造)と500幅(点字プレス付)に変更して、点字部が覆工板を跨がないようにしました。また、点字部は蓋に直接金型にてプレスすることで、仮点字シートの撤去・復旧作業を不要としました。これらの機能が付加された多機能覆工板により仮覆工することで、仮ホームの急速施工とお客様の安全性の向上が図れる施工法です。

  • 適用箇所


    1. 駅改良工事、バリアフリー工事、橋上駅舎化工事などの仮ホーム化

  • 特徴及び優位性


    1. 施工性

      覆工板は鋼製とし軽量化(w=57kg/枚)を図ったことから、人力作業を可能としました。今回、鋼製覆工板の仮点字シートが覆工板を跨がないように配列を変更し、点字部は蓋に直接金型プレスすることで、仮点字シートの撤去・復旧作業を不要としたことから、覆工作業の効率化が更に図れます。

    2. 工程面

      覆工板はゴムマットを不要としたことや、覆工は盛土式ホームから桁式ホームとなっても共通使用を可能としたことなどから、覆工作業の効率化(20%)が図れるため、工程短縮に繋がります。

    3. 安全性

      仮覆工の床面はCSR 基準値(滑り抵抗値)を満足し、高さ調整機能を付加して段差解消を図ったことなどにより、ホーム上での安全性が向上しました。

    4. 経済性

      仮覆工は軽量なため人力作業を可能としたこと、作業の効率化を図ったことなどから工程短縮が可能となるため、全体工事費の縮減が可能です。

  • 施工実績


    ●駅改良工事等
    1. JR東日本

      山手線

      目黒駅他11 駅

      京浜東北線

      大井町・上野・鶴見・有楽町・御徒町・大森・蒲田・桜木町・王子・川口・北浦和・秋葉原・神田・南浦和・西川口・東神奈川・横浜・東京・蕨・与野・上中里・東十条・新子安・浜松町・大宮・鶯谷・日暮里駅

      根岸線

      関内・山手駅

      総武緩行線

      代々木・千駄ヶ谷・信濃町・浅草橋・大久保・水道橋・市ヶ谷・東中野・中野・下総中山・西船橋・錦糸町・亀戸・小岩・千葉・稲毛駅

      中央線

      四ツ谷・豊田駅

      青梅線

      牛浜駅

      横浜線

      新横浜・長津田・町田・淵野辺・橋本・大口・東神奈川・中山・古淵・成瀬・小机駅

      南武線

      矢野口・武蔵小杉・谷保・川崎・武蔵溝ノ口・登戸・武蔵新城・立川・府中本町・西府駅

      常磐線

      柏・天王台・我孫子・取手・新松戸・馬橋・北小金・南柏・北柏・北松戸・松戸駅

    2. 他JR

      高槻駅他12 駅

    ●仮ホーム化等工事
    1. JR東日本等

      小川町駅他34 駅

    2. 民鉄等

      永田町駅他30 駅

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