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鉄道ACT研究会 鉄道建設改良技術の向上を目指して

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脈状地盤改良工法

公益財団法人 鉄道総合技術研究所

東日本旅客鉄道株式会社

ライト工業株式会社

  • 技術の概要


    動的注入工法により地盤内に脈状の改良体を割裂注入させて周辺地盤を密実化させることで、液状 化抵抗の増大を期待した低改良率で効率的な液状化対策工法です。

    図-1 脈状地盤改良工法の概念図

    図-1 脈状地盤改良工法の概念図

    写真-1 実際の改良体

    写真-1 実際の改良体

    図-2 改良後のN 値の増加

    図-2 改良後のN値の増加

  • 適用箇所


    1. 地盤の液状化の発生する可能性のある鉄道施設直下地盤

  • 特徴及び優位性


    1. 低改良率で平均的かつ効率的に密実化でき、各種の地盤特性を向上できる。

    2. 低改良率のため、コストの削減、施工期間の短縮が可能である。

    3. 低圧力での注入が可能なため地盤隆起を抑制できる。

    4. 斜め打設可能な小型施工機械の使用により、狭隘箇所や既設構造物直下へ適用可能。

    5. 改良体を脈状に配置するため、地下水阻害の影響を低減できる。

  • 施工実績


    1. JR東日本 総武線

    2. 東武鉄道 東武スカイツリーライン

    注入作業

    注入作業

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