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ポストヘッドバー工法®

大成建設株式会社

成和リニューアルワークス株式会社

  • 技術の概要


    コンクリート構造物に専用のドリル(PHbドリルまたは特殊コアドリル)で削孔した孔内に専用のモルタル(PHbモルタル)を充填し、鉄筋の両端に定着性能向上のために摩擦圧接したプレートを有する「ポストヘッドバー(Post-Head-bar)」を挿入して定着するせん断補強工法である。

    独自に開発した材料、施工法、設計法を体系的に確立させたことにより、2005年に土木研究センターの建設技術審査証明を取得した(最新版は2025年に更新)。

  • 施工手順(上半内巻工の場合)


    • ① 既設RC構造物の表面付近に存在する鉄筋位置を探査して確認する。
    • ② 背面側の主鉄筋位置手前まで専用のドリルで削孔する。ドリルには,施工架台を用いて方向制御可能なPHbドリル、もしくは作業空間が極めて狭い場合などでも対応可能な特殊コアドリルを使用する。
    • ③ 孔内を可塑性に優れた専用のモルタルで充填する.これは横向き・下向き・上向きのいずれの施工方向でも孔内への充填が容易で、ダレが生じない材料である。
    • ④ 所定の長さのポストヘッドバーを挿入して定着する。機械式継手型を用いる場合は、挿入時に躯体表面付近にてトルク導入による接続作業を行う。
    ポストヘッドバー工法の概要と施工手順

    ポストヘッドバー工法の概要と施工手順

    下束周りの構造

    ポストヘッドバーの種類

    (a)片端矩形プレート型

    D13~D32,SD345・SD390
    (a)片端矩形プレート型

    (b)両端円形プレート型

    D13~D32,SD345・SD390
    (b)両端円形プレート型

    (c)機械式継手型

    D13~D29,SD345・SD390
    (c)機械式継手型

    ※写真左側が手前側、右側が埋込側

  • 適用箇所


    1. 既設コンクリート構造物

      ✓鉄道・道路・水路トンネル、下水処理施設・浄水施設などの地中構造物
      ✓堰、水門、橋台などの地上構造物

  • 特徴および優位性
    1. 両端に摩擦圧接したプレート定着鉄筋のあと挿入で、部材のせん断耐力が向上する。

    2. 背面に地盤がある地中構造物などでも、片側からのみの施工でせん断補強が可能である。

    3. 特殊コアドリルや機械式継手の使用により、狭い作業空間でも適用可能である。

    4. ドリル等の機器設置が簡易であり、線閉等の短時間でも施工が可能である。

    5. 一般的な施工環境下では定着完了後に特殊な養生等を必要としない。上向き施工で直後に列車走行による振動が影響を及ぼすことなどが懸念される場合の対策手法は確立されている。

    6. 一般的な施工環境下では定着完了後に特殊な養生等を必要としない。上向き施工で直後に列車走行による振動が影響を及ぼすことなどが懸念される場合の対策手法は確立されている。

  • 施工実績


    1. 施工中案件も含む合計:1,209件 204万本以上 (2025年10月現在)

    対象施設 施工件数
    鉄道 地下駅舎・トンネル部 他 11件
    道路・地下街 地下道・道路橋 他 98件
    排水路 地下排水路  29件
    上下水施設 沈殿池・配水池 他 724件
    河川構造物 排水機場・水門 他 311件
    発電所・プラント 貯水池・水路 他 36件
    特殊コアドリルでの施工事例

    特殊コアドリルでの施工事例

    軌道内での施工事例

    軌道内での施工事例

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