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鉄道ACT研究会 鉄道建設改良技術の向上を目指して

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トンネルFRP内巻工

西日本旅客鉄道株式会社

広成建設株式会社

株式会社日本コンポジット工業

宮地エンジニアリング株式会社

  • 技術の概要


    供用中の鉄道トンネルに対して施工する内巻工は、施工中および施工後のトンネル建築限界を確保する必要があり、また、多くの場合、短い施工時間で設置でき、施工直後に列車風圧に耐えられることも要求されます。そこで、これらの要求を満足する分割施工可能な内巻工を開発しました。なお、FRP部材を使用することで、設置後の維持管理に配慮した構造を実現しました。

    図1. 本構造の概要

    本構造の概要

    下束周りの構造

  • 施工手順(上半内巻工の場合)


    ①受け台取付

    ①受け台取付

    ②支保工取付

    ②支保工取付

    ③パネル挿入

    ③パネル挿入

    ④グラウト充填(分割施工)

    ④グラウト充填(分割施工)

    ⑤分割施工 ②~④繰り返し

    ⑤分割施工 ②~④繰り返し

    ⑥完成

    ⑥完成

  • 適用箇所


    1. 広範囲の劣化・剥落対策が必要なトンネルへの工法として適用
      (外力対策工、大規模な覆工剥落対策工を兼ねる場合は、既設覆工を含めた外力に対する検討を行い、適用可否を判断)

  • 特徴及び優位性


    1. 薄型(70~100mm)でかつ分割施工可能な構造であり、短い施工間合いにおいても施工可能な構造です。

    2. ガイド付きの支保工にリブ付きパネルが挿入される構造で、施工直後の列車風圧(新幹線500kgf/m2)に耐えられます。

    3. FRP材料による支保工・パネル構造による接合により、ボルトは無く施工後のメンテナンスに有利です。

    4. FRP材料による支保工・パネルのため軽量部材となり、人力による運搬、施工性に優れています。

  • 施工実績


    1. 山陽新幹線トンネル 施工実績 延長980m(2013年~2024年)

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