トンネルFRP内巻工
西日本旅客鉄道株式会社
広成建設株式会社
株式会社日本コンポジット工業
宮地エンジニアリング株式会社
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技術の概要
供用中の鉄道トンネルに対して施工する内巻工は、施工中および施工後のトンネル建築限界を確保する必要があり、また、多くの場合、短い施工時間で設置でき、施工直後に列車風圧に耐えられることも要求されます。そこで、これらの要求を満足する分割施工可能な内巻工を開発しました。なお、FRP部材を使用することで、設置後の維持管理に配慮した構造を実現しました。
図1. 本構造の概要
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施工手順(上半内巻工の場合)
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適用箇所
広範囲の劣化・剥落対策が必要なトンネルへの工法として適用
(外力対策工、大規模な覆工剥落対策工を兼ねる場合は、既設覆工を含めた外力に対する検討を行い、適用可否を判断)
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特徴及び優位性
薄型(70~100mm)でかつ分割施工可能な構造であり、短い施工間合いにおいても施工可能な構造です。
ガイド付きの支保工にリブ付きパネルが挿入される構造で、施工直後の列車風圧(新幹線500kgf/m2)に耐えられます。
FRP材料による支保工・パネル構造による接合により、ボルトは無く施工後のメンテナンスに有利です。
FRP材料による支保工・パネルのため軽量部材となり、人力による運搬、施工性に優れています。
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施工実績
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山陽新幹線トンネル 施工実績 延長980m(2013年~2024年)
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