さくさくJAWS工法
戸田建設株式会社
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技術の概要
さくさくJAWS 工法(Joint All Water Shutting)は、トンネルの外殻構造部に継手付き鋼殻エレメントを順次掘削・連結した後、鋼殻内にコンクリートを打設してトンネルの外殻構造部材を構築してから、内部の地山を掘削搬出する非開削のトンネル構築技術です。
施工クリアランスが大きく止水機能を有した継手構造の採用と、補助工法なしで地下水に対応できる密閉式推進機の適用により、地下水対応型の合理的施工方法を実現します。【技術協力:(独)鉄道建設・運輸施設制支援機構 東京支社および都市トンネル技術委員会】
さくさくJAWS工法を用いた非開削トンネルイメージ
さくさくJAWS工法の継手構造
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適用箇所
線路および道路下横断構造物構築箇所
地上施工が制約される非開削トンネル構造物構築箇所
ただし、列車や自動車の走行に伴う衝撃の影響を設計上考慮する必要がない箇所
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特徴及び優位性
凹継手の開きを抑制するボルトの配置による継手強度の向上と、高強度モルタルの充填による継手間の力の伝達により鋼製エレメント全体が構造部材としての機能を発揮する。
継手をエレメント鋼板の同一軸線上に配置することにより、有効高さを鋼殻部と同等として継手部の曲げ耐力の向上が図れる。
大きな施工クリアランスによる推進時継手抵抗力の低減と、洗浄とモルタルの充填性および施工誤差の吸収性を高めることにより、施工延長の長距離化、施工品質の確保、施工性の改善が図れる。
板バネとシール材により止水性を確保することにより、補助工法なしで地下水下の施工に対応できる。
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施工実績
- 相鉄・東急直通線 綱島トンネル他工事
(発注者:(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構 東京支社)
角形エレメント推進工 □1,000mm×1,000mm、L=34.5m、n=42本
非開削部断面積 224㎡
- 相鉄・東急直通線 綱島トンネル他工事