menu

鉄道ACT研究会 鉄道建設改良技術の向上を目指して

PR対象工法

橋梁

  • お問い合わせ
HOME > PR対象工法一覧 >橋梁 > アルミ合金製常設足場「cusa」

アルミ合金製常設足場「cusa」

株式会社横河ブリッジ

日軽エンジニアリング株式会社

  • 技術の概要


    アルミ合金製常設足場「cusa」は、アルミニウム合金を押し出し成型した中空断面のアルミニウムパネルからなる製品で、橋梁等の構造物に設置する軽量な常設足場(支持材込で約50kg/㎡)です。鉄道橋へ設置することにより橋梁本体の点検・補修作業の効率化や騒音の低減が期待できる他、鉄道上を交差する道路橋等に設置する場合には、維持管理に必要な点検・補修のための仮設足場の設置・撤去が不要となり、それに伴う協議や作業の省力化に寄与します。また、鉄筋コンクリート床版等からのコンクリート片や橋梁添架物等の落下物を床面のパネルで受け止めることができるため、線路上への落下物を防止します。さらに、美観に優れたアルミニウムパネルで桁全体を覆うことで、景観性の向上が期待できます。なお、既設橋梁については、死荷重等の性能要件や現地の環境を踏まえた設計を行うことにより適用が可能です。

     ※本製品は、首都高速道路㈱「附属施設物設計施工要領 第8編[恒久足場編] (2021年7月一部改訂)」に準拠しています。

    技術の概要

  • 適用箇所


    1. 新設および既設の鉄道橋や道路橋(鉄道跨線部等)
      ※空頭制限がある場合も適用可能

  • 特徴及び優位性


    1. 常設の作業足場(作業荷重:210kg/㎡)で桁全体を覆う構造となっておりますので、点検や補修時の仮設足場の設置撤去が不要となり、それに伴う協議や作業の省力化を実現します。

    2. cusa自体の取付金具は全て内側に配置する構造としており部品が線路上に落下する危険がありません。また、足場内部からの点検が可能です。

    3. 床面のパネルに対してコンクリート塊300kgの自由落下衝撃試験を実施し、それによってパネルの貫通や落下が生じないことを確認しております。

    4. 外装材(パネル材)にはアルミニウム合金を使用し、表面処理には高耐久で美観に優れた陽極酸化塗装複合被膜を採用しております。一般的な塗装仕様と異なり色褪せしにくく、剥がれ落ちることもありません。

    5. cusa設置前後の橋梁周辺の騒音測定を実施し、cusa設置によって橋梁から発生する騒音が平均5dB程度低減した事例があります。

  • 施工実績


    適用箇所 件名 実績数
    鉄道橋 ・隅田川橋梁歩道新設工事 左記含む1件
    鉄道跨線部
    (道路橋)
    ・首都圏中央連絡自動車道 下万田高架橋(鋼上部工)工事…写真①
    ・品川新駅東側連絡通路整備他…写真②
    ・湯浅御坊道路 日高川橋他3橋(鋼上部工)工事…写真③
    左記含む15件

    その他、上記除く27件(2025年1月時点)

    写真①

    写真①

    写真②

    写真②

    写真③

    写真③

Copyright © 2022 rail-act. All Rights Reserved.