新技術紹介

高架橋 … 鋼管を用いた鉄筋コンクリート部材の接合工法

東日本旅客鉄道株式会社

技術の概要

本工法は、柱と杭、柱同士など、鉄筋コンクリート部材同士を、鋼管を用いて効率的に接合できる工法です。特にパイルベント形式のラーメン高架橋などの杭・柱接合部の構築のための掘削作業を最小限に抑えられます。接合部を鋼管で補強するだけのシンプルな構造なので,鋼管を土留めに利用することで、従来工法で必要となる営業線近接での仮土留め工が省略可能となり、コストダウンと工期短縮が可能です。

技術の概要

技術の概要

適用箇所

パイルベント形式のRCラーメン高架橋における杭・柱接合部

RCラーメン高架橋などにおける柱部材等の重ね継手部

特徴及び優位性

・経済性
本工法を用いて地中梁・杭受け台無しの高架橋を構築した場合、従来工法に対して2割程度の工期短縮と20~30%程度のコストダウンが可能となります。

・施工性
地中梁や杭受台が不要になるため、高架下スペースを有効に作業ヤードや運搬路に利用でき、高架橋全体の施工性を向上させることができます。また、余盛部分の脆弱なコンクリートも鋼管で拘束することにより存置することができるため、杭頭処理(はつり落とし)を省略することができます。

・汎用性
本工法は、ラーメン高架橋などの柱部材等の重ね継手部にも使用可能です。

施工実績

施工実績 

  • 中央線三鷹・立川連続立体交差化工事
  • 京急蒲田駅付近連続立体交差化工事
  • 東北線浦和駅付近連続立体交差化工事
  • 東北本線長町駅付近連続立体交差化工事
  • 南武線稲城長沼駅付近連続立体交差化工事
  • 両毛線伊勢崎駅付近連続立体交差化工事
  • 信越線新潟駅付近連続立体交差化工事
  • 横須賀線武蔵小杉駅新設工事
  • 高田馬場駅改良工事
  • 仙石線移設復旧工事
  • 常磐線移設復旧工事 他