狭隘部小径杭打設工法(かべぎわ君JM工法)
東日本旅客鉄道株式会社
株式会社エムオーテック
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技術の概要
既製小径杭の打設を狭隘箇所においても可能とした,人力を主体として施工する、小型の施工架台を利用した杭打設工法です。特に狭隘箇所のうち、壁状構造物に面した場所ではこれまで、施工機械設置のために壁面等から所要の離隔が必要で、最接近した位置での機械施工が困難でした。当工法ではこの問題が解消でき、壁面等から杭芯が、300mm に接近した位置での施工を可能とする、施工架台を利用した狭隘部既製小径杭打設工法です。施工は,動力として電動モーターを使用し、反力機構を有した施工架台に装着して打設する、人力を主体とした作業となります.施工架台は軽量で、搬入、運搬が容易でかつ、小型であることから留置場所の省空間化も図ることができます。
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適用箇所
狭隘箇所(低空頭,狭幅員)における既製小径杭の打設
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特徴及び優位性
- 優位性
狭隘箇所での既製小径杭の打設が、これまで難しかった壁状構造物の近傍においても可能となり、杭芯との離隔が300mm までの位置での施工ができます。
施工は動力に電動モーターを採用した、人力を主体とした作業で、架台の搬入、運搬にも大きな重機械は必要としません。
架台は小型(L2.3m×B0.9m×H2.2~2.8m)で、留置に必要な空間は極小となります。 - 作業性
人力を主体とした作業であるため、大きな重機械は必要としません。
- 優位性
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施工実績
適用工事 施工数量 山手線可動式ホーム柵設置工事 φ139.8 L= 4.50m x 56 本 渋谷駅改良(南)1 φ139.8 L= 9.15m x 3 本 渋谷駅改良(南)2 φ139.8 L= 10.19m x 4 本 金沢八景駅舎改築工事 φ165.2 L=5.00m x 4 本 志木駅可動式ホーム柵新設 φ190.7 L=5.50m x 8 本 川崎駅京浜東北線可動式ホーム柵整備 φ165.2 L=6.42m x 4 本 日暮里駅京浜東北線可動式ホーム柵新設他 φ139.8 L=4.50m x 23 本