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2007/01/01(月)

東海道線新橋・浜松町間環状2号線交差部工事現場見学会報告

平成18年5月24日(水)に今年度最初の現場見学会として、東海道線新橋・浜松町間環状2号線交差部工事の見学会を開催いたしました。この工事は、汐留地区基盤整備事業の一環として東京都建設局が計画している都市計画道路 (環状2号線)建設工事のうち、JR線との交差部における道路構造物(ボックスカルバート)の建設工事です。また本工事の施工に伴って支障するJR構造物の改築工事及び環状2号線下部に建設予定の地下鉄12号連絡線建設工事を同時に施工するものです。

鉄道ACT研究会のPR対象工法である「工事桁の本設構造物利用工法 (東日本旅客鉄道株式会社、ジェイアール東日本コンサルタンツ株式会社)」は、このJR既設高架橋を大スパンに改築する際に採用され、架設した工事桁に補強桁を取付け、埋設型枠を設置したのちコンクリートを充填して本設桁として利用する工法です。

本工事は東日本旅客鉄道㈱東京工事事務所の発注で、施工はJR環2JV工事事務所 (鹿島建設・鉄建建設 )です。

今回は説明会場の状況から会員各社2名と人数を調整させていただきましたが、最終的には午前・午後の部をあわせて47社97名の参加となり、本工法に対する関心の高さが感じられました。はじめにJV工事事務所において永田所長より環状2号線交差部工事の概要と、本工法開発時に実施した加振中のコンクリート充填・硬化試験の概要、現地で施工中の工事桁の埋設型枠の取付状況等をご説明いただきました。続いて現地に向かい工事桁本設利用桁と環状2号線のボックスカルバートを見学しました。埋設型枠については線間の狭隘な場所で、安全に短時間で施工するための創意工夫が感じられました。東京工事区の渡辺助役をはじめJV事務所のかたがたには終日現地でご案内いただき、見学会の安全にご配慮いただきましてありがとうございました。厚く御礼申し上げます。

                                       


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